結論ですが
加圧トレーニングのメリットとして「トレーニング効率が上がる」「低負荷で行うことができる」「血流が促進される」などがあります。
この記事は「上を目指してるスポーツ選手やアスリート」に向けて書いています。
競技パフォーマンスを上げるためのさまざまな疑問・不安・悩みなどが解決できればと思っています。
この記事を読むことで「加圧トレーニング」についてわかります。
スポーツ選手ですが、競技パフォーマンスを上げるために、どのようなトレーニングをすればいいですか?
このような疑問にお答えします。
スポーツ選手でパフォーマンスが上がらない
いつも同じメニューをおこなっている
トレーニングにバリエーションが欲しい
このような状態の場合、何か新しいトレーニングを取り入れることをオススメします。
自分自身、走ることが趣味で、マラソンのレースに向けて日々トレーニングを行っています。
その中で加圧トレーニングを行ってみましたが、トレーニング効果がとても良かったので紹介したいと思います。
では、加圧トレーニングにはどのようなメリットがありますか?
ということで、今回は「加圧トレーニングのメリット」について説明していきます。
加圧トレーニングのメリット
トレーニング効率が上がる
加圧トレーニングのメリットとして「トレーニング効率が上がる」ことがあります。
加圧トレーニングにおいて、加圧ベルトで血管を圧迫することによって血流が制限されます。
運動時に発生する乳酸濃度が上昇し、その結果として成長ホルモンが最大で200倍程度分泌されます。
他にも、アナボリックホルモン・アドレナリンなどの分泌が盛んになります。
すると、短時間のトレーニングでも、筋肉の成長に必要なホルモンの分泌によって、十分なトレーニング効果を得ることができます。
30分程度のトレーニングでも、3-4時間程度の運動効果を得ることができるとされています。
加圧トレーニングのメリットとして「トレーニング効率が上がる」ことがあります。
低負荷で行うことができる
加圧トレーニングのメリットとして「低負荷で行うことができる」ことがあります。
通常のトレーニングでは、高重量の負荷をかけて、適切な回数のワークアウトを行うことによって筋力の向上や筋肥大を起こします。
加圧トレーニングでは、血流を制限することによって、低負荷でも筋力の向上や筋肥大を可能にしました。
トレーニングにおける常識を覆したと言われています。
低負荷でトレーニングを行うことができるので、適切な指導の元、加圧トレーニングをおこなえば、初心者や体力がない方でも十分なトレーニング効果を得ることができます。
低負荷なので、ケガのリスクも抑えることができます。
さらに、短時間でトレーニング効果を得ることができるため、忙しい社会人でも効率的にトレーニングを行うことができます。
加圧トレーニングのメリットとして「低負荷で行うことができる」ことがあります。
血流が促進される
加圧トレーニングのメリットとして「血流が促進される」ことがあります。
加圧トレーニングにおいて、加圧ベルトで血管を圧迫することによって血流が制限され、腕や脚の末梢部分に血液はたまります。
そして加圧ベルトがはずされると、たまった血液は一気に全身に放出されて、全身の血流が促進されます。
さらに、加圧トレーニングを継続すると、NO(一酸化窒素)が分泌されて、血管の拡張が促されて、毛細血管への血流が促進されます。
血流が改善すると、ケガからの回復、全身の筋疲労などのリカバリーが促されます。
加圧トレーニングのメリットとして「血流が促進される」ことがあります。
加圧トレーニングのデメリット
負荷の選択が難しい
加圧トレーニングのデメリットとして「負荷の選択が難しい」ことがあります。
加圧トレーニングにおいて、加圧ベルトで血管を圧迫することによって血流が制限されます。
まず、加圧ベルトの圧の調整ですが、圧が高すぎると、うっ血を起こして、皮膚に点状出血が起こる原因となります。
また、引き締めすぎによって、血流が強く遮断されすぎると、筋肉や組織が強く損傷してしまう恐れがあります。
反対に、加圧ベルトの圧が低すぎると、加圧トレーニング効果を十分引き出すことができません。
また、加圧した状態での筋力トレーニングの重量や回数などを見定めるのも難しく、ある程度の習熟が必要になります。
さらに、加圧した状態での筋力トレーニングでターゲットとしている部位とは違う部位に負荷がかかり、狙ったトレーニング効果が得られない可能性もあるので注意が必要です。
加圧トレーニングのデメリットとして「負荷の選択が難しい」ことがあります。
専門の指導者が重要
加圧トレーニングのデメリットとして「専門の指導者が重要」であることがあります。
繰り返しですが、加圧トレーニングにおいて、加圧ベルトの圧の調整だけでなく、トレーニング負荷を選択することが難しいです。
適切に加圧トレーニングを行わないと、ターゲットとしている部位とは違う部位に負荷がかかり、狙ったトレーニング効果が得られない可能性もあります。
指導者の技量によって、加圧トレーニングの効果は大きく変わってきます。
加圧トレーニングをするときには、加圧トレーニングに対して熟練している指導者の元で行うようにしましょう。
加圧トレーニングのデメリットとして「専門の指導者が重要」であることがあります。
費用がかかる
加圧トレーニングのデメリットとして「費用がかかる」ことがあります。
加圧トレーニングでは、専用の加圧ベルトや加圧する装置が必要になります。
多くの人は、加圧トレーニングができるスポーツジムに行って行うことになるでしょう。
そのため、加圧トレーニングを受けるために、費用がかかります。
加圧トレーニングの装置を購入して、自宅で行うことも出来なくはないですが、専用の器械を置くスペースが必要になりますし、購入する費用は高額になります。
さらに、専用の指導者がいないと十分なトレーニング効果を得ることが難しいため、基本的にはスポーツジムに通って加圧トレーニングを受けることをオススメします。
加圧トレーニングのデメリットとして「費用がかかる」ことがあります。
まとめ

今回は「加圧トレーニングのメリット」について説明しました。
スポーツでさらなる高みを目指している人は、トレーニング内容について見直してみましょう。
パフォーマンスの向上が頭打ちになっている方は、何か新しいことを取り入れてみてはいかがでしょう。
この記事によって「加圧トレーニングのメリット」についての理解が深まり、一人でも多くのアスリートが競技パフォーマンスを向上し、笑顔で過ごすことが出来れば頂ければ幸いです。
この記事の著者
