・強くなるのに休んでるヒマはありません…
・休むと、ライバルに差がつけられそうです。
・本当に休んでも大丈夫ですか?
この記事を読むことによって、休養期間の重要性について理解することができ、マラソンのタイムを伸ばすヒントが見つかります。
私はドクターランナーの立場として、トレーニング内容だけでなく食事、睡眠など記録して研究してきました。
自分自身を実験台にした結果、リカバリーが「走りの調子」と強く関係することを改めて実感しました。

休養期間を戦略的に取り入れることによって、長期的にタイムを伸ばすことができます。
真面目なランナーに多いのですが「休むこと」に罪悪感を抱くケースが多いです。
実は、自分自身もそうでした。

ひたすら厳しい「トレーニング」を行うことで強くなると思うかもしれません。
しかし、実は「トレーニング」によって低下した体力を、「栄養」「休養」などで回復させ、体力レベルは向上し、成長につながるのです!
「超回復」を積み重ねて、体力レベルを高めていくことにこそ「トレーニングの本質」です。
とくに、目標としていたレースが終わったら、しっかりと休養期間を設けた方がいいです。
では、休養期間にはどのようなメリットがありますか?
ということで「マラソンにおける休養期間のメリット」についてみていきましょう。
マラソンにおける休養期間のメリット
肉体的疲労の回復

マラソンにおける休養期間のメリットとして「肉体的疲労の回復」があります。
フルマラソンのレースでは「筋肉」だけでなく「内臓」や「体の様々なシステム」にも大きな負担がかかります。
レース後に回復するまでには、以下の通り時間がかかります。
筋損傷…7~10日で回復
腱・関節…2~4週間で回復
免疫低下…2~7日で回復
グリコーゲン枯渇…2~3日で回復
内臓疲労(肝臓・胃腸)…7~14日で回復
鉄代謝…2~4週間で安定
体内の炎症…2週間以上かかる
たとえ、筋肉痛が和らいでも、いわゆる「体の深部の疲労」が存在します。
しっかりと休養期間を作ることによって、肉体のトータルな疲労を回復させることが重要です。
精神的疲労の回復

マラソンにおける休養期間のメリットとして「精神的疲労の回復」があります。
フルマラソンのレースだけでなく、レースのための長期間にわたるトレーニング期間、レースに向けての緊張感などから肉体だけでなく精神的にも疲労がたまります。
レース後に回復するまでには、以下の通り時間がかかります。
中枢神経系(脳など)の疲労…7~14日で回復
末梢神経系の疲労…10~21日で回復
自律神経の乱れ…5~10日で回復
休養期間を取ることによって、日々のトレーニング、レース前・レース中にかかる重い重圧(プレッシャー)から解放できます。
レースで「緊張」→休養期間で「リラックス」
「交感神経」→「副交感神経」
「オン」→「オフ」
などメリハリがつきます。
休養期間を設けることによって、トレーニング漬けの日々と違った過ごし方ができ、マンネリ化を防ぐこともできます。
心身ともにリフレッシュし、次のレースに向けて、心身ともに充電させることができます。
競技の継続性

マラソンにおける休養期間のメリットとして「競技の継続性」があります。
人は残念ながら、いつも全力で頑張ることはできません。
ストレスがかかった状態が長く続くと、どこかで破綻してしまいます。
ケガや故障、伸び悩み、バーンアウトなどにつながります。
長くランニングを楽しむためにも、死闘を繰り広げたレースの後は、休養期間を入れましょう。
勇気をもって、ご自身の体を労わりましょう。
しっかりと充電して、次のレースに向けて再始動すると良いでしょう。
まとめ
今回は「マラソンにおける休養期間のメリット」について説明しました。
この記事によって「マラソンにおける休養期間のメリット」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。
この記事の著者


