今回はランナーではなく、食事をおさえてダイエットに成功したい方に向けての記事です。
・いつも食べ過ぎてしまい後悔します
・ダイエットの後のリバウンドがコワイです
・健康的に体重を落としたいです
このような意見にお答えします。
私はドクターランナーの立場として、自分の体を使って食事に関する実験を行っています。
食事の内容によって、食欲が変化しており、日々楽しく実験しております。
・速く走るための食事
・運動習慣のない一般人が健康になる食事
・適度な運動をおこなう人が健康になる食事
・ボディメイクの選手がおこなう食事
すべて叶えることができる「魔法のような決まった食事」というものは存在しません。
それぞれの目的や、その人の体質などによって、摂取すべき食事というのは違ってきます。

必要な栄養素は、ヒトそれぞれ違うため、目的に応じて食事を考えることが大切です。
この記事を読むことによって、食事量をおさえてダイエットしたい方が、食欲をおさえてコツについて知ることができます。
さあ、「食欲をおさえるコツ」について一緒にみていきましょう。
食欲をおさえるコツ
栄養バランスの良い食事

食欲をおさえるコツとして「栄養バランスの良い食事」があります。
体に必要な栄養が足りていないときに、お腹がすいて「食欲」がわいてきます。
とくに、三大栄養素であるタンパク質、脂質、糖質のいずれか足りていないと、体は栄養を求めて、食欲が強まります。
自分の体に必要なタンパク質、脂質、糖質などの栄養素を十分な量を摂取することによって、食欲をおさえることができます。
必要な栄養素をピッタリと摂取するのは非常に難しいですが、様々な食材を選ぶことによって、栄養バランスを整える可能性を上げることができます。
食物繊維を摂取する

食欲をおさえるコツとして「食物繊維を摂取すること」があります。
食物繊維を摂取することによって、「かさまし効果」を利用することができます。
胃などの消化管の中に、たくさん入っていると認識させることで、食欲が抑えられます。
また、血糖値の急上昇・急下降をおさえる作用があり、低血糖にともなう食欲の高まりをおさえることにつながります。
なお、食物繊維は腸内細菌のエサになるため、腸内環境も整います。
よく噛む

食欲をおさえるコツとして「よく噛むこと」があります。
早く食事を摂取すると、満腹中枢が刺激される前に、食べ物を入れ過ぎてしまい食べ過ぎにつながります。
よく噛んで、ゆっくりと食事をとることによって、消化液が分泌し、食べ物が効率的に消化吸収されます。
すると、体に栄養素が入ってきているのだと体が認識して、満腹中枢が刺激されて食欲をおさえることができます。
野菜や水分を摂取する

食欲をおさえるコツとして「野菜や水分を摂取すること」があります。
胃などの消化管の中に、たくさん入っていると認識させることで、食欲が抑えられます。
野菜の繊維質には、食材の「かさまし効果」があります。
また、水分を摂取することによって消化管は膨れます。なお、炭酸水を利用するとさらに膨れるでしょう。
野菜や水分を摂取することによって、おなかの中に食べ物がたくさん入っていると認識させて、食欲をおさえることができるのです。
食欲をおさえる裏技
興奮した状態

食欲をおさえる裏技として「興奮した状態」があります。
食べ物を消化するためには、副交感神経が働く必要があります。
副交感神経は、リラックスした状態に働き、消化管の運動を活発化してくれます。
反対に、興奮したストレスフルで交感神経が優位な状態だと、消化管の機能は低下するため、食欲が抑えられます。
激しい運動をする

食欲をおさえる裏技として「激しい運動」があります。
激しい運動をおこなうと、交感神経が優位になって、戦闘モードに入ってしまうため食欲が落ちてしまいます。
ただし、「適度な運動」では、運動後に交感神経から副交感神経にスムーズに切り替えることができます。
運動で消費されたエネルギーを補おうと、体は食べ物を欲するため、食欲がわいてきます。
睡眠不足

食欲をおさえる裏技として「睡眠不足」があります。
睡眠不足になると、体に対して非常にストレスがかかります。
ストレスホルモンである「コルチゾール」などが分泌されて、交感神経が優位となって、食欲が低下します。
ただし、睡眠不足が持続し、慢性的にストレスがかかると、コルチゾールの高い状態が持続し、体が限界をむかえるため、どこかで食欲が爆発し、高カロリーなものを食べたくなるので注意が必要です。
まとめ
今回は「食欲をおさえるコツ」について説明しました。
半分ネタで書きましたが、食欲をおさえる裏技は、健康に悪影響を及ぼしますので、基本的にはやらない方がいいです。
とくに、慢性的な睡眠不足は、「レプチン」や「グレリン」などの食欲ホルモンの異常、精神疾患などのリスクが高まるため、危険な状態だと認識した方がいいです。
健康のためには、交感神経と副交感神経のバランス、興奮とリラックスのバランスをうまくとり、適度な運動、十分な睡眠、栄養バランスの良い食事をとることが大切です。
この記事によって「食欲をおさえるコツ」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。
この記事の著者



