貧血体質のランナーに「人参養栄湯」をすすめる理由【3つ】

マラソンのタイムを伸ばすために日々トレーニングを行っているランナー向けの記事です。

・暑い日には貧血になりやすい
・鉄分を意識していますが貧血が改善しません
・油断すると、すぐに貧血になる

このような、貧血体質のランナーに「人参養栄湯」というオススメの漢方があります。

私はドクターランナーの立場として、長年アスリートの健康管理に携わっております。
ランナーの貧血で、なかなか改善しないパターンに遭遇するケースが少なくないです。

貧血になりやすいランナーは、人参養栄湯を試してみるといいかもしれません!

赤血球の中に含まれる「ヘモグロビン」という物質と酸素が結合することによって、全身に酸素が効率的に運ばれています。
ヘモグロビン濃度が低下した状態のことを「貧血」といいます。

貧血になると、酸素を運ぶ能力が下がるため、持久力が低下し、マラソンのタイムも悪くなってしまいます。

そんな、ランナーを苦しめる「貧血」ですが、効果を発揮する漢方「人参養栄湯」について説明します。

人参養栄湯をすすめる理由

食欲を改善させる

人参養栄湯をすすめる理由として「食欲を改善させること」があります。

ランナーが貧血の場合、食欲が低下している場合が多いです。
とくに夏の暑い日は、水分を多く摂取して消化液は薄まったり、消化機能が低下して、食欲が落ちてしまうケースが多いです。
さらに、汗から鉄分が失われやすくなるため、夏場に貧血になりやすいランナーは非常に多いです。

また、食事や栄養を必要以上に気にするあまり、食べる量がセーブされてしまう場合もあります。
食べ過ぎて体重が増えてしまい、走りが重たくなるのが心配してしまうケースも少なくないです。

このようなアスリート版の「神経性食思不振症」みたいなものにかかると、全体的に摂取カロリーが低下し、生み出すエネルギーが少なくなり、パフォーマンスは低下してしまいます。

「人参養栄湯」を内服することによって、食欲を改善されてくれるため、より多く食べることができ、生み出すエネルギーも多くなるため、パフォーマンスの改善につながります。

タンパク質を改善させる

人参養栄湯をすすめる理由として「タンパク質を改善させること」があります。

ランナーの貧血は、純粋な「鉄不足」だけでなく、「タンパク質不足」から来る場合も多いように感じます。

タンパク質が不足すると、筋肉だけでなく、あらゆる体の材料が足りなくなるため、コンディションを崩す原因になります。
また、ヘモグロビンの材料である「鉄」だけでなく「タンパク質」も不足すると、貧血になります。
さらに、とくにアルブミンなどの血液中のタンパク質の量が少なくなると、心拍出量の低下から、持久力が低下してしまいます。

「人参養栄湯」を内服することによって、栄養状態が改善し、タンパク質も改善し、貧血だけでなく低タンパク状態を改善されてくれるため、持久力を取り戻すことにつながります。

気血両虚を改善させる

人参養栄湯をすすめる理由として「気血両虚を改善させること」があります。

生命のエネルギー「気」と、血液や栄養「血」が不足している状態のことを「気血両虚」といいます。
「人参養栄湯」を内服することによって、栄養の消化吸収が悪くなっている状態を改善し、消化機能を整え、栄養を体に行き渡らせることで、栄養状態を改善します。
栄養状態が改善すると、生命のエネルギーも必然的に改善してくるため、「気血両虚」を改善してくれるのです。

食べ物の消化機能を高めてくれて、摂取するエネルギー「気を補う」だけでなく、血液や栄養「血の補う」働きをしてくれます。

まとめ

今回は「ランナーの貧血に人参養栄湯をすすめる理由」について説明しました。

伸び悩み、何か不調を感じるときには、「貧血」が隠れていることが少なくありません。
勇気をもって医療機関で血液検査を受けてみることをオススメします。

しっかりと貧血を治療することによって、今までの不調が嘘のようで、楽に走ることができるようになります。
症状が改善することによって、今までが調子悪かったことが分かるかもしれません。

この記事によって「ランナーの貧血」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。

この記事の著者

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