タイムを伸ばすために日々トレーニングを行っているランナー向けの記事です。
・体重を落として、軽くなった状態で走りたいです!
・どのようにしたら体重を落とせますか?
・食べて脂肪燃焼を促すことができる栄養成分があるって本当ですか?
このような意見にお答えします。
ランナーやスポーツ選手では、体重を落としたいと考えることは一度はあるでしょう。
体脂肪は出来るだけ落として、軽い状態で走りたいと思うことでしょう。
筋肉とは違い、体脂肪は基本的には重りとなるため、可能であれば少ない方が望ましいです。
しかし、脂質不足によってコンディションを落としてしまうリスクもあるため、体脂肪の落とし過ぎも気をつけねばなりません。

ランナーが、体重を意識的に落とそうとすることは基本的にはオススメしません。
とはいえ、体脂肪を落としたいという気持ちは、ランナーだけでなく多くのスポーツ選手、アスリート、一般人にとって永遠のテーマでもあります。
じつは、「脂肪の分解を促す&脂肪の吸収をおさえる栄養成分」があるので紹介したいと思います。
脂肪の分解を促す栄養成分
フォルスコリン

脂肪の分解を促す栄養成分として「フォルスコリン」があります。
フォルスコリンは、細胞内の「アデニル酸シクラーゼ」という酵素を活性化し、「cAMP(サイクリックAMP)」という物質の生成されます。
「cAMP(サイクリックAMP)」は、体脂肪を脂肪酸への変換を促す作用があります。
フォルスコリンは、シソ科の植物「コレウス・フォルスコリ」(古くインドで滋養強壮で使用)の根に含まれています。
共役リノール酸(CLA)

脂肪の分解を促す栄養成分として「共役リノール酸(CLA)」があります。
共役リノール酸は、脂肪細胞内にある「ホルモン感受性リパーゼ」(脂肪分解酵素)をサポートするため、脂肪分解を促進します。
共役リノール酸は、牛乳やチーズなどの乳製品、牛肉などの食品に含まれています。
カフェイン

脂肪の分解を促す栄養成分として「カフェイン」があります。
カフェインには、「利用作用」や「興奮・覚醒作用」があり有名かと思います。
他にも、脂肪細胞内にある「ホルモン感受性リパーゼ」(脂肪分解酵素)を活性化する働きがあるため、脂肪分解を促進します。
カフェインは、コーヒーや紅茶、緑茶などの飲み物に含まれています。
カプサイシン

脂肪の分解を促す栄養成分として「カプサイシン」があります。
カプサイシンは、消化吸収されて脳に達すると「アドレナリン」というホルモンが分泌されます。
アドレナリンの作用によって、脂肪細胞内にある「ホルモン感受性リパーゼ」(脂肪分解酵素)を活性化し、脂肪分解を促進します。
カプサイシンは、唐辛子の辛味成分であり、香辛料などに含まれています。
脂質・糖質の吸収をおさえる
難消化性デキストリン

脂肪・糖質の吸収をおさえる栄養成分として「難消化性デキストリン」があります。
難消化性デキストリンは、水溶性食物繊維の一種であり、消化管内の水分によって粘り気が出るため、糖質や脂質などを吸着し、その吸収をおさえてくれます。
難消化性デキストリンは、デンプンを加水分解して出来た「デキストリン」から抽出された、しょうかされにくい水溶性食物繊維の成分であり、飲料・菓子・料理などに添加されて使われています。
烏龍茶ポリフェノール

脂肪・糖質の吸収をおさえる栄養成分として「烏龍茶ポリフェノール」があります。
烏龍茶ポリフェノールは、「リパーゼ(脂肪を分解し吸収しやすい状態にする作用がある)」を阻害する働きがあり、脂肪の消化吸収をおさえてくれます。
烏龍茶ポリフェノールは、茶葉を半発酵させる段階で発生する烏龍茶特有の成分です。
脂肪の吸収をおさえる効果が認められた「特定機能食品」として、烏龍茶ポリフェノールが含まれた飲料などが販売されています。
まとめ
今回は「脂肪の分解を促す&脂肪の吸収をおさえる栄養成分」について説明しました。
筋肉などとは違い、体脂肪は基本的には重りとなるため、可能であれば少ない方が望ましいです。
しかし、ランナーにとって脂質は重要なエネルギー源でもあるため、必要以上に落とすことのないように注意しましょう。
この記事によって「脂肪の分解を促す&脂肪の吸収をおさえる栄養成分」についての理解が深まり、一人でも多くの人に役立つことを願っています。
この記事の著者



